BananaNL Blog

ChatGPT / 4分

ChatGPT 翻訳プロンプト: 直訳・意訳・用語集・トーンを分ける

ChatGPT 翻訳プロンプトで、メール、資料、Web文、マーケティング文を、目的、読者、用語集、トーン、対訳チェックまで分けて自然に翻訳する実用ガイドです。

1分で見る BananaNL

NotebookLM や AI Chat で、選んだプロンプトを入力欄へ入れる流れを短く見られます。

YouTubeで見る

「翻訳して」だけでは、読み手・用語・トーンがずれやすい

ChatGPTは、海外メール、ヘルプ記事、仕様書、Webサイト文、SNS投稿などの翻訳に使えます。ただし「英語に翻訳して」とだけ頼むと、直訳に寄りすぎたり、ブランド用語が揺れたり、相手に合わない文体になったりします。

OpenAIのプロンプト作成ガイドは、目的、文体、制約、出力形式を具体的に伝えることを勧めています。翻訳でも同じで、対象読者、用途、守るべき用語、避けたい表現、出力形式を先に書くほど、確認しやすい訳文になります。

DeepLの公式情報でも、用語集やスタイルルールは翻訳の一貫性を保つための重要な仕組みとして説明されています。ChatGPTで翻訳する場合も、用語集、トーン、対訳チェック、訳抜け確認をプロンプトに含めると、単なる一発翻訳ではなく、仕事に渡しやすい下書きになります。

ChatGPTの翻訳プロンプトで目的、読者、用語集、トーン、確認欄を分ける抽象イメージ

翻訳プロンプトで先に決める5項目

  1. 翻訳の目的を決めます。社内確認、顧客メール、公開ページ、広告文、技術資料では、自然さと厳密さの優先順位が変わります。
  2. 読み手と文体を指定します。フォーマル、親しみやすい、簡潔、専門家向け、初心者向けなど、読者に合わせたトーンを入れます。
  3. 用語集を渡します。商品名、機能名、業界用語、訳さない固有名詞、必ず使う訳語を表で指定します。
  4. 出力形式を分けます。訳文だけでなく、対訳表、変更理由、迷った表現、確認が必要な箇所を別欄にするとレビューしやすくなります。
  5. 機密情報と確認範囲を決めます。個人情報、契約条件、未公開情報は入れず、公開前に人間が事実・法務・ブランド表現を確認します。

まず用意する4要素

原文と翻訳したい言語用途、読み手、公開場所守るべき用語集とトーン訳文に加えて確認したい項目

翻訳タイプ別に変えるポイント

ビジネスメール意味の正確さに加えて、相手との距離感、依頼・謝罪・断りの柔らかさを指定します。件名と本文を分けると使いやすくなります。
技術資料用語集、訳さない単語、数値、手順の順番を優先します。意訳しすぎず、曖昧な箇所は確認欄へ出させます。
Web・ヘルプ記事見出し、ボタン文言、FAQ、注意書きを分け、UI上の短い語句は短く保ちます。検索キーワードよりも読者の理解を優先します。
マーケティング文直訳ではなく、読者の文化や購入前の不安に合わせて調整します。ただし実績、比較、効果保証は確認済み情報だけに限定します。

ChatGPTで試せる翻訳プロンプト

用語集つきで翻訳する

以下の日本語を英語に翻訳してください。用途はSaaSのヘルプ記事、読者は既存ユーザーです。トーンは簡潔で親しみやすく、専門用語は正確にしてください。用語集は「プロンプト=prompt」「保存=saved item」「入力欄=input field」です。出力は「英訳」「用語の扱い」「確認が必要な箇所」の3欄にしてください。原文にない効果や機能は追加しないでください。

用途、読者、用語集、出力欄を先に決めるため、翻訳後のレビューがしやすくなります。

直訳と自然な訳を比べる

次の英文を日本語にしてください。まず意味を確認するための直訳を出し、次に公開ページで使える自然な日本語に整えてください。最後に、直訳から変えた表現と理由を表にしてください。固有名詞、数値、約束表現は変えず、曖昧な箇所は「要確認」としてください。

直訳と意訳を分けると、意味を失わずに自然な表現へ直したか確認できます。

既存の訳文をレビューする

以下に原文と訳文を貼ります。訳抜け、誤訳、用語揺れ、不自然なトーン、法務・ブランド上の注意点を確認してください。出力は「箇所」「問題」「修正文」「確認理由」の表にしてください。判断できない点は推測せず、人間が確認する事項として分けてください。

翻訳を生成して終わりにせず、公開前に人間が見るべき論点を分けられます。

翻訳プロンプトの型はBananaNLに保存する

翻訳では、用途、読者、用語集、トーン、対訳チェック、確認欄を毎回そろえる必要があります。メール用、技術資料用、Web文用、既存訳文レビュー用の型をBananaNLに保存しておくと、原文だけ差し替えて始めやすくなります。

BananaNLは、保存したプロンプトをChatGPT、Gemini、GrokなどAI Chatの入力欄へ挿入できるChrome拡張です。自動送信はしないので、機密情報、用語、公開可否を確認してから自分で送信できます。現在の料金仕様では、NotebookLMは無料で開始可能です。AI Chatでのプロンプト閲覧・挿入・保存は有料機能で、画像Collection・画像保存・画像編集・動画変換は無料で使えます。

翻訳プロンプトのテンプレートをBananaNLから呼び出す抽象イメージ

FAQ

ChatGPTだけで翻訳を公開できますか?

この記事では翻訳の下書きとレビュー用プロンプトを扱います。公開前には、意味、用語、機密情報、法務表現、ブランドトーンを人間が確認してください。

用語集は毎回必要ですか?

公開文、ヘルプ記事、技術資料、商品説明では用意するのがおすすめです。商品名や機能名が揺れると、読者が混乱しやすくなります。

直訳と意訳はどちらがよいですか?

確認のために直訳を出し、公開用には読者に合う自然な訳へ整える流れが安全です。重要な数字や約束表現は意訳で変えないようにします。

プロンプトを探すのが大変ならBananaNL

学んだプロンプトは、すぐ使える場所に置いておくと続きます。BananaNLで入力欄へ持ち運び、送信前に自分の言葉へ整えてください。